レポート


2009年10月31日 どらやきドラマチックパーク野球場

関西(岡山1位)vs石見智翠館(島根2位)

2009年秋の大会 第113回中国地区高校野球大会 準決勝

堅田投手(関西)12奪三振完封。

堅田が12奪三振完封。3戦完投で防御率0.00!

 31日、秋季中国大会準決勝2試合が行われ、第一試合は関西が5-0で 石見智翠館 を下し、3年ぶりに決勝進出を果たした。

 関西は初回、4番・植田弘樹(2年)の犠飛で先制、3回には2番・磯本龍志(2年)の左前適時打で追加点を奪った。いずれも長打の走者を置いての場面だった。先発は3連投の堅田裕太(1年)。6回に2死満塁のピンチを背負ったが「変化球で打たせて取ろうと思った」(堅田)と、変化球でかわした。直後に、相手エースの戸根千明投手(2年)が3連続四球でリズムに乗れないところに突けこみ、点差を広げた。

「先制して追加点を奪えて、ずっとうちのペースで試合ができました。堅田も調整不足のなかでよく投げてくれました」(江浦滋泰監督)

 準々決勝が終わった後、チーム内は新型インフルエンザ患者と負傷者が出た。堅田もインフルエンザではなかったものの一時38度の熱が出て練習を休んでいた。復帰したのは試合の前日だ。前の試合の交錯プレーで負傷した1番・小倉貴大(1年)を欠き、「調整というよりも、チームを現状維持するほうが大変でした」(江浦監督)。

 これで堅田は3完投で防御率0.00。この日は散発4安打、12奪三振の危なげない投球内容。とても病み上がりには見えなかった。頼もしい左腕は「出来は良かったかもしれないが、四死球3つというのが納得いかない」と、課題も口にしていた。

(文=矢島彩


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